40代・女性・自営業
ひざの完全な伸展と屈曲が楽にできた!ひざ痛と外反母祉の痛みも消えた! 世の女性の中には、足に外反母址ができているかたが多数いらっしゃいます。 ひざにトラブルを抱えているうえ、そのひざと同じ側 の足裏に外反母祉があるとなると、両者の関連を見逃すことはできません。 例えば、重心をいつも左斜め前方にかけるクセがあると、左ひざの関節ばかりに 負荷がかかり、それが"ひざの痛みのもと〟になります。 さらに、偏った重心のため、痛みを感じる外反母址ができてしまうほどに左足の 裏のアーチが崩れているとわかり、おかげでひざの関節がいっそう不安定になって いるとまで察することができるのです。 しかし、こうした内容はほとんど知られておらず、この女性にとっても未知のこ とでした。また、よくよく話をしてみると、ひざが不安定になるリスクが高く、前 かがみやひざを曲げた姿勢になりやすいハイヒールやミュールを好んで履いていま した。 そこで、現在あるひざの痛みと、外反母址・足裏のアーチ・靴との関係を丁寧に ご説明しました。すると、「このまま進んだらまずい」と危機感を持たれたようで、 ご案内したストレッチ体操のほぼ全種類に取り組み、生活習慣もかなり改善するよ うになったわけです。 こうして、自分で治すための積極的な行動を始めると、ひざを含めた脚全体の状 態をしっかりチェックするようになり、結果も得られるようになりました。 まずは、体操を始めた当初はできなかった、ひざの完全な伸展と屈曲が1カ月ほ どで楽にできるように。そして、ひざの痛みと外反母址の痛みも、2~3カ月では ぽ治まったと報告してくれたのです。
60代・男性・無職
ひざの痛みと腫れを3カ月で克服!準備していた杖も使わず元気いっぱい。 このかたは、左ひざの痛みはもちろんのこと、腫れをかなり気にされている男性 でした。とにかく腫れが気になり、かかりつけの病院に頻繁に通い、ごまめに水を 抜いてもらっていたそうです。 私は、ひざの腫れが過剰に〝悪者扱い″されているような気がします。ご本人の 感覚としては嫌なものですが、体からしてみれば、関節軟骨や半月板のすり減りを 防ぐための「自然な防御反応」でもあるのです。 また、そもそもは、「関節内のスペースが狭くなって軟骨・半月板が磨耗する」 という前段階の問題を解決しなければ、いくら水を抜いても再度たまって腫れるこ とになるのです。 この男性にも、こうした根本的な説明をしました。 すると、ちょっと腫れただけでも〝儀式″のように水を抜くことをやめ、サポー ターや伸縮性のある包帯を巻いて腫れを抑えるエ夫をこらすようになりました。水 を抜いてもらうのは、洋式トイレを使うときのひざの曲げ具合でも、きついと感じ られたときくらいだったといいます。 そして同時に、ストレッチ体操を行ったり、日常的な生活習慣を見直したりする ようになったのです。 その結果、3カ月もすると、ひざの痛みと腫れはほとんど現れなくなりました。 「そろそろ必要かも」と準備していた杖も使わずに済み、自力で近所を歩いたり、 中断していたガーデニングを楽しんだりされているそうです。 ひざの痛みと腫れのメカニズムをきちんと理解したうえで、このようにセルフケ アに取り組むと、成果が非常に上がりやすくなるのです。
20代・女性・学生
屈伸時に出ていたポキッという昔がしなくなり、将来なるかもしれないひざ痛を回避できたと大暑び。 この女性は、しゃがみ込むたびに、ひざからポキポキと音がしていました。ひざ に痛みはないものの、あまりにひざから音が出るため、親御さんが心配して連れて いらっしやいました。 ひざから音がする理由は、意外と知られていないようです。 実はこれも、ひざを曲げていることが多い人によく見られる症状で、大腿直筋・ 内側広筋の腱がいつも張りつめた状態になっていることが関係しています。 こうした状態になると、本来は当たらないはずのPF関節に、腱が当たってしま います。そのときに出る音が「ひざが鳴る」ときの音の正体なのです。 「音がしているだけで、痛みはない。だから大きな問題はないだろう」と考える人 は少なくありません。事実、この女性もそうでした。 しかし、その状態を放っておけば、腱はどんどんダメージを受けて炎症が起こり、 痛みを発生させる可能性があります。 また、その昔が出ていることは、PF関節が動く際の余裕がなくなっていること を意味しています。ですから、関節内のスペースがいっそう狭まったり、軟骨がす り減ったりして、やはり痛みが顔を出すこともあるのです。 こうした理由から、この段階で適切なケアをしておくのが理想です。 そこで、この女性は、「ひざ押しストレッチ」「入浴ひざ曲げ伸ばし体操」「太も も伸ばしストレッチ」などをするようになりました。おかげで、ひと月もすると、 ひざからの音はほとんど出なくなったのです。 そして、将来なるかもしれないひざのトラブルを回避できたことで、ご本人だけ でなく親御さんも、たいへん喜ばれていらっしやいました。
60代・女性・主婦
典型的な変形性膝関節症の痛みが3週間で解消階段もまったく怖くない。 昔からインドア派だったこの女性は、近年特に外出の機会が減っていたそうです。 なぜなら、彼女にとって"貴重な外出の機会〟である買い物を、宅配サービスやネ ットショップで済ませていたからです。 そして昨年、ついにひざの痛みを感じて病院で診てもらうと、変形性膝関節症と の診断を受けてしまったのです。 私も画像を見せてもらいましたが、大腿脛骨関節のスペースは確かに狭くなって いて、「階段を降りるときにいつも痛む」などのさまざまな症状からも、典型的な 変形性膝関節症と判断できる女性でした。 医師からは、「保存療法(手術ではない治療法)の筋トレから始めましょう」と 言われたそうです。その方針はいいのですが、実際に行われたのが、「座った状態・ で足首に重りをつけ、その脚を上げ下げする」という筋トレ。 この筋トレはほとんど意味がないのです。 案の定、この筋トレを行っても痛みは改善されず、普段から運動習慣がないこと もあって、ひと月すら続けられなかったそうです。 そこで私は、「ひざのテニスボールストレッチ」など、基本のストレッチ体操4種 類をひとまず3週間実践するようにアドバイスしました。すると彼女いわく、「前 の筋トレとは違って簡単だし、気持ちもいいから楽しく続けられそう」とのこと。 そして、実際に継続していると、その約3週間でひざ痛がすっきり解消。「少し でも歩くことが重要」と伝えていたこともあって、自らこまめに出歩くようになり、 階段を降りることもまったく怖くなくなったそうです。 変形性膝関節症は自分で治せる。その代表的な例と言えるでしょう。
50代・男性・会社員
ストレッチ体操で夫婦そろってひざ痛解消!妻の0脚は「真っ直ぐできれいな脚」に一変。 このかたは、奥様とともに来院され、夫婦そろってひざの痛みを訴えていらっし ゃいました。 奥様のほうは、すでに整形外科で受けていた診断どおり、変形牲膝関節症によっ てひざ痛が現れていました。ひざを曲げるのも伸ばすのもつらく、0脚がかなり進 行した状態でもありました。しかし、ご主人のほうは、痛みの原因が変形性膝関節 症ではなく、膝蓋靭帯の炎症でした。 私は、ここで1回治療を受けた後は、セルフケアでじゅうぶん治せるとご説明し ました。そして実際、ストレッチ体操はもちろん、こまめに歩 くようにするなど、日常生活の工夫もしていったそうです。 すると、奥様のほうは、ほんとうに順調に回復されていきました。痛みが消え、 ひざの曲げ伸ばしも楽にできるようになり、「脚も真っ直ぐできれいになった」と 喜んでいたくらいです。 ただし、ご主人のほうは、奥様よりも苦労されていました。なぜなら、せっかく 効果的なセルフケアを行っても、勤務先のエ場で毎日、ひざを曲げながら何十キロ もの重い商品の上げ下げを繰り返していたため、膝蓋靭帯の緊張・硬化を緩められ なかったのです。 そこで、特殊な機器で炎症部に圧力波(衝撃波)を当てるという、最新治療を行 いました。これは、尿路結石の石を砕く方法と同じ理論で、問題のある組織をあえ て破壊して再生を促すというものです。 こうした治療を行い、"ひざにとって過酷な仕事"を少し加減してもらうと、本 来のセルフケアの効果が存分に現れ、無事にひざ痛解消へいたったのです。
50代・女性・パー卜
ひざの動きがスムーズになり、痛みも消失!ヒアルロン酸注射も不要になった。 この方は、近所の病院で「変形性膝関節症が始まっていますね」と医師から言 われ、ヒアルロン酸注射による治療がスタートしていました。 注射を受けた後の数日は、ひざの動きがスムーズになっていたそうです。しかし 1週間後ぐらいから、従来と同じようにひざを動かしづらくなり、痛みも再三現れ ていたといいます。 そのため、「なにかがおかしい。このままだと、ずっと同じことを繰り返しそ う」と疑問を感じ、私の治療院を訪れたのです。 症状がよくならない理由は、初診ですぐに判明しました。 この女性は、ひざが悪くなる前から腰の調子が悪く、いつも腰を丸めた姿勢を取 っていることで、ひざも曲げて行動しているとわかりました。そして、ほんとうに 痛いのは、変形性膝関節症の初期に特徴的な「ひざの内側」ではなく、「お皿の表 面のちょっと上のほう」と確認できたのです。 つまり、ひざのトラブルの原因は変形性膝関節症ではなく、大腿直筋・内側広筋 の腱に起きた炎症だったということです。 そこで以降は、「ひざ押しストレッチ」「太もも伸ばしストレッチ」「腰のテニス ボールストレッチ」などを実践していただきました。大腿直筋・内側広筋の腱にか かっていた緊張を緩め、ひざの可動域を広げる体操を実践しつつ、腰のケアも同時 に行ったというわけです。 その結果、10日後ぐらいからひざの動きがぐっとスムーズになり、痛みも消えて しまいました。ヒアルロン酸注射も不要になり、腰痛までも大幅に改善したことで、 ひざも腰も曲げない姿勢をとれるようになったのです。
60代・女性・主婦
「年を取っているから治らない」は間違い!60代でも"ピンピンの体″にまで見事回復。 さまざまな病院や整形外科で腰痛を診てもらったあげく、ある病院で脊柱管狭窄 症と診断され、「加齢が原因なので、もう治らない」と言われてしまった女牲です。 非常に落ち込み、「ここでダメならもうあきらめよう」との思いで、私の治療院に いらっしやいました。 そこで、私はすぐに、「脊柱管狭窄症の原因となる骨の変形は60代なら9割の人 にあって当たり前なので、あまり気にしなくていいのですよ」とお伝えしました。 腰痛に関しては、年齢だけを原因にして 「治らない」と断言するのは、ありえな い話です。確かに女性の場合、閉経などでホルモンバランスが崩れ、骨がもろくな る骨粗鬆症のリスクがあるので、加齢の影響は男性よりも多いかもしれません。 しかしそれでも、私の治療院を訪れる腰痛患者さんには姿勢の悪い方が圧倒的に多 いことからも、日常の生活スタイルのほうが大きく影響していると考えます。 ですから、その後、週1回の治療と併行して、姿勢や重心の指導を行い、ストレ ッチとウォーキングも少しずつ始めてもらいました。 すると、1カ月後ぐらいから痛みが引き始めて、約5カ月後には、ご本人いわく 「ピンピンしている」状態まで回復されました。私から見ても、以前の落ち込みぐ あいがまるでウソのようでした。 実は、この女性は、経営していた美容院を腰痛のために閉店させていました。美 容師や保育士の方々が、腰痛のためにまったく違う職種に転職するケースは多いと 聞きます。しかし、きちんとした対策を取れば、この女性のように腰痛は治ります。 せっかくの資格を長く生かせるようにしていただきたいと思います。
60代・女性・主婦
"思い込み″の脊柱管狭窄症も適切なケアによって2カ月ですっかり良くなった。 この方は、長年抱えてきた腰痛のケアを、地元商店街の治療院に任せきりにして いました。ご自身は、特に病院での診察を受けたわけでもないのに、脊柱管狭窄症 になつていると信じて疑わない状態でした。 とはいっても、治療院で受けていた施術は、せいぜい腰に電気を当てるぐらい。 患者さんがしたいことをさせてあげる治療院のようで、あとは"腰痛仲間と情報交 換″の名目で、おしゃべりをしていたようです。 中高年が集まるサロンのような場があってもいいのかもしれませんが、治療者側 にきちんとした腰痛知識がないといけません。さもないと、いくらそこに通っても、 治る腰痛は筋・筋膜性腰痛ぐらいで、それ以上の腰痛はなかなか治りません。 事実、この女性は、特に根拠もなく脊柱管狭窄症という〝自己診断″を疑わず、 そのうえなぜか、「腰の筋肉をほぐす」ことばかりに気を取られていました。 しかし、初めて私の治療院にいらっしゃったときに症状を聞いてみると、脊柱管 狭窄症にはまだ至っておらず、筋・筋膜性腰痛から椎間板症に進行したような段階 でした。そこで、腰痛のメカニズムを丁寧に説明し、筋肉よりも、腰椎や仙腸関節 などを意識することの必要性を理解していただきました。 こうして、やっと腰痛を本格的に治す体勢に入ってから、治療とストレッチやウ オーキングなどのセルフケアを開始。2カ月もすると、腰の痛みはすっかりよくな り、「これまでの時間は何だったんでしょう。自分の腰のほんとうの状態をもっと 早く知ればよかった」と口にされています。 私も、この女性のおっしゃるとおりだと思います。
40代・男性・会社員
ぎつくり腰を繰り返した末の脊柱管狭窄症も1カ月で改善に向かい、4カ月後には痛みと決別。 この男性は土木作業員として働いていて、昔からぎつくり腰を繰り返していたも のの、たいていは一晩寝ると楽になつていたため、病院に行かずに過ごしていまし た。しかし、あるとき、「いつもと違う痛みがある」と気づき、来院されました。 腰痛の悪化の段階は、椎間板ヘルニアを通過し、脊柱管狭窄症に移行し始めてい る状態。週1回の治療を行うとともに、ストレッチやウオーキングの実践、お風呂 の湯に浸かって腰を温めることをお勧めしました。 ストレッチやウォーキングについては当初、「普段の仕事ですでに体を動かして いるのに、これ以上の運動は必要ない」とおっしゃいました。しかし、まったく別 物であること、つまり、ストレッチやウォーキングは腰痛を根本的に解消する手段 になることを丁寧に説明しました。また、ぎつくり腰を繰り返すことは慢性腰痛で あり、湿布を貼るよりも、39度の湯舟に10分間しっかり浸かるほうが腰にはいいと お話ししました。そして、これらを実践していただいたのです。 すると、1~2カ月後ぐらいから変化が現れ始めました。 それまでは 「腰全体が痛い」 と感じていたのですが、「はんとうに痛いポイン ト」 が自分でも少しずつわかるようになっていました。"腰を覆っていた霧″が 徐々に晴れていったような感じです。 いずれにしても、この男性は、約4カ月で腰の痛みと決別しました。「前かがみ になると痛むタイプ」 の傾向がもう少し強ければ3カ月、脊柱管狭窄症がもっと重 症化していれば半年はかかっていたでしょうが、ご本人は結果に喜ばれています。
60代・女性・主婦
3カ月で痛みが解消し、性格も表情も一変!放棄していた家事もできるようになった。 「あなたは脊柱管狭窄症だから、安静にしていなさい」 3年前に医師からそう言われたため、心配性で真面目なこの女性は、その言葉ど おりの生活をしていました。すべての家事は、旦那さんがやってくれたそうです。 しかし、私が診たところ、「前かがみになると痛むタイプ」の症状のほうが、「体 を反ると痛むタイプ」の症状よりも強く現れていました。また、毎日ほとんど動か ないため、夜は眠れなくなり、自律神経のバランスが崩れ、腰の痛みはいっそう悪 くなっていました。 私は、「過度の安静はむしろ腰痛を悪化させかねないこと」「脊柱管狭窄症の症状 よりも椎間板ヘルニアの症状のほうが強く出ていること」を丁寧に説明しました。 また、「3年間じっとしていてもよくならなかったのだから、これ以上休んでもた ぶん、結果は変わらない」と説得。こうして、さまざまな角度から腰痛を理解して いただいてから、治療と日常のセルフケアを開始しました。 以降、もともと真面目な方なので、とても熱心に腰痛を克服しようと努力されま した。新幹線を使っての通院、ご自宅でのストレッチやウォーキングなどを継続し ていると、ほぼ3カ月で痛みは解消。自律神経のバランスを測定できる機器で検査 をすると、結果は良好、実際に性格も表情も明るくなりました。 現在、この女性は、とても前向きな気持ちで毎日を楽しんでいらっしやいます。 旦那さんにすべて任せていた家事も、再び自分ですべてやるようになったそうです。 その家事で、特にキッチン台に立つときには「腰痛になりにくい姿勢」を意識され ているそうで、すばらしいと思います。